肝臓の働き

大切な働きをしている肝臓が破壊されると、体の機能を保つさまざまな物質、栄養素が供給不足なり、老廃物、毒物などの、排泄もとどこおって、いろいろな症状がでてきます。肝臓病の原因となるウィルスとは、どのようなものでしょうか・・家庭医学大辞典で調べてみました。

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ウィルスの種類

ウィルスによって起こる肝臓病は、そのウィルスの種類によって、違いがあるのでしょうか・・

A型肝炎ウィルスがさっぱりしたタイプなら、B型肝炎ウィルスやC型肝炎ウィルスはじめじめとした陰湿なタイプです。

特にC型肝炎は予後が悪いという点で肝臓病の中でも重要な問題になっています。

A型肝炎ウィルスはうつると一ヶ月ぐらいからだの中に潜んでいます。

潜伏期間が過ぎると肝炎の症状が現れてきます。

その後ニ〜三ヶ月以内に症状はおさまり、慢性肝炎に移行することはありません。

A型肝炎は便を介して口からウィルスが入ってきますから、
衛生状態の悪いところで発生率が高いのです。衛生状態の悪い国に旅行そて、
このウィルスをもらって帰り、帰国後、発病したという例も少なくありません。

いっぽうB型肝炎には、
A型と同じような一過性の感染と長く持続する感染の二つのタイプがあります。

Bがた肝炎ウィルスに感染して症状が現れたのち、
ウィルスがからだから完全に排除され急性肝炎で終わるものと、

生まれたときに感染したのち数十年にわたって肝臓の中このウィルスが巣くい、
ある時期がくると肝炎の症状が現れ持続するのもがあるわけです。

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肝臓病のウィルス

肝臓病の原因となるウィルスとは、どのようなものでしょうか・・

肝臓病がウィルスで起こるとわかったのは、ここ三、四十年のことです。

原因がウィルスだとはっきりする前は、
アルコールだろう、細菌の出す毒物だろうという説がありました。

肝臓病の、主要な原因がウィルスであると判明するまでには、
数多くの研究者の苦労があったのです。

ウィルスというのは細菌の100分の1〜1000分の1の大きさです。

なにせ、ちいさいものですから、昔の化学技術をもってしては、
つかみどころがなかったわけです。

しかも、やっかいなことに肝臓病のウィルスは、どういうわけか、
チンパンジーなど、一部の猿以外の動物には病原性がないので、
ほかの動物で実験する事が出来なかったのです。



ウィルスが原因

肝臓病の多くはウィルスが原因といわれています。

肝臓病と聞くと、
まず頭に浮かぶのはお酒の飲みすぎかなと思うのですが、
肝臓病の原因はやはりアルコールなのでしょうか・・

欧米では確かにアルコールによる肝臓病が多いようですが、
日本では少し事情も違うようです。

日本では肝臓病の入院患者の七割はウィルスによる肝機能障害で、
アルコールによる肝臓病は一割程度です。

しかし、日本人のふところ具合もだいぶよくなって、
アルコールの消費も増加し、アルコールによる肝機能障害も年々増えている事も事実です。

時々大学生などが、コンパで一気のみをやったりして、
救急車でかつぎこまれますが、あれは、肝臓がアルコールにやられて倒れるのでしょうか・・

若い人が、一気飲みなどのばかな飲み方で倒れるのは、
急性アルコール中毒です。急性アルコール中毒では普通は肝臓は壊れません。

肝臓の処理能力を超えた大量のアルコールがはいってくるので、
アルコールはどんどん血液の中に出てしまい、
アルコールの作用で全身に障害が現れてくるのです。

神経がおかされ、やがて意識がなくなり、昏睡状態のまま死亡することもあります。

大切な働きをしている肝臓を大事にしましょう。


大切な働き

大切な働きをしている肝臓が破壊されると、
体の機能を保つさまざまな物質、栄養素が供給不足なり、
老廃物、毒物などの、排泄もとどこおって、いろいろな症状がでてきます。

肝臓の働きが悪くなると、
全身がだるい、
力が入らない、
おなかが張る、
食欲がない、
吐き気がする、
発熱などの症状がみられるようになります。

肝臓が腫れて大きくなり、
みぞおちの右あたりが、やや膨らんで、
痛みを感じることもあります。

黄疸も肝臓病ではよくみられます。

肝臓の障害が六ヶ月以上にわたって続くものを慢性肝炎といいます。

この、慢性肝炎が次第に悪くなっていたり、
さらに、肝硬変のように、
肝臓の細胞が繊維化される状態にまで進行すると、
手のひらが赤くなったり、
首や肩などにクモ状の毛細血管が浮かんで見えたり、
女性化乳房といって、
男性でも女性のように乳房がふくらんできたりすることもあります。

さらに肝硬変が進むと、
おなかに水が溜まったり、
全身にむくみが出たりします。

肝硬変の一部はさらに肝癌へと発展します。

大切なはたらきをしている肝臓が破壊されるといろんな障害がでてきます。


肝臓の働き

肝臓はどういう働きをしているのでしょうか・

肝臓が悪くなると、どういう症状が現れてくるのでしょうか・・

肝臓はからだの中では最大の臓器で、よく化学工場にたとえられます。

腸で吸収された食べ物は肝臓に送られて、
ここで利用されやすいように形を変えたり、
有毒物を無毒化したり、
体の中で使用済みになったホルモンなどを分解したりなど、
さまざまな働きがあります。肝臓には肝細胞と呼ばれる細胞がつまっています。

肝細胞は胃や腸から吸収された栄養素を処理し、
胆汁を分泌します。

肝細胞の間には胆汁を集める胆管というパイプや動脈、静脈があちこちに走っています。

動脈は肝細胞に栄養と酸素を供給、静脈は肝細胞で処理した栄養素を運びます。

処理された毒物、老廃物は、胆汁の中に排泄され、胆管を通って腸に出て行きます。

とっても、大切な働きをしているのです。


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